夕焼けが反射、変わらぬ美しさ 代々木競技場の屋根

本社ヘリから、嶋田達也撮影

拡大する写真・図版夕焼け空を映す国立代々木競技場。右が第一体育館、左は第二体育館=本社ヘリから、嶋田達也撮影

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 やさしい曲線を描く屋根に夕焼け空が反射していた。国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区)は1年延期された東京五輪ハンドボール会場だ。1964年大会直前に完成し、競泳や飛び込みの舞台となった。

拡大する写真・図版建設中の代々木競技場第一体育館。2本の主柱でつり下げられた屋根の形が見える=1964年3月

拡大する写真・図版建設中の代々木競技場第一体育館の内部=1964年3月

 両端の支柱からケーブルを張り、そこから屋根をつるす構造は当時世界的にも珍しく、建築家・丹下健三氏の代表作となった。今回の五輪を前に耐震改修工事が行われたが、元の姿は維持された。

拡大する写真・図版1964年の東京五輪で競泳会場となった代々木競技場第一体育館。写真は女子100メートル自由形決勝で、スタートする選手たち

拡大する写真・図版東京五輪で競泳や飛び込みの会場となった代々木競技場第一体育館。競技開始前の電光掲示板に「オハヨー」の文字が=1964年

 視界を遮る柱がないので中は広々。フィギュアスケートなどの大会の他、コンサートにも使われてきた。完成から半世紀。用途は変わり、構造は強化されても、優美で斬新な姿は色あせていない。(本社ヘリから、嶋田達也撮影)

拡大する写真・図版完成直前の代々木競技場第一体育館。手前の米軍住宅(ワシントンハイツ)は1964年東京五輪で選手村になった=1964年7月

拡大する写真・図版東京五輪に向け、耐震改修工事が進む国立代々木競技場第一体育館=2019年

拡大する写真・図版耐震改修工事が終わった代々木競技場第一体育館=2019年