高齢者のワクチン接種、初めは「トライアル」 河野氏

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 新型コロナウイルスのワクチン接種の調整を担う河野太郎行政改革相は19日の記者会見で、4月から始める予定の高齢者(65歳以上)への接種について、開始当初は「トライアル(試行)」との位置づけで、限定的に行う方針を示した。

 国内での接種は17日、医療従事者を対象に始まった。河野氏は「医療従事者に配ったワクチンが余れば、次の高齢者の方に回す」と説明。「医療従事者と、高齢者の先行のトライアルを4月には始めたい」と述べ、医療従事者向けと高齢者向けが同時並行で進む期間を設ける考えも示した。

 高齢者のトライアルについて、河野氏は「具体的に考えているわけではない。(確保できた)ワクチンの数量によって考えていきたい」と述べるにとどめた。

 欧州連合(EU)からワクチンの第2便が21日に到着するとの見通しを明らかにしたが、「現時点で第3便がどれぐらい来るかも分からない」とした。

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