くくるむしぶるじしちやんどー 米国発コロナ節で連帯を

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定塚遼
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 古来、移りゆく時代の世相やその時代を生きる人々の思いを投影してきた沖縄民謡新型コロナ禍で新たに生まれたのは米国の沖縄県人会が作った「コロナ節」だ。コロナを乗り越え、世界に平穏が訪れることを願った新たな民謡が沖縄本島にも「逆輸入」され、SNSなどを通じてじわりと人気を広げている。

 「世界(しけ)ぬ国々 手(てぃ)ゆ取(とぅ)やい 今(なま)どぅ我(わ)ったー 心結(くくるむし)ぶる時節(じしち)やんどー」(世界の国々手を取り合って 今こそ我ら 協力しなければなりません)。伝統的な沖縄民謡「デンサー節」のメロディーに沖縄言葉で詞をつけ、協力や団結の重要性を歌う。

 発案したのは、米オハイオ州の「オハイオ沖縄友の会」の里子・コートランドさん。沖縄・大東諸島の北大東村出身の里子さんは、沖縄返還翌年の1973年に結婚して米国に渡った。半世紀近く、いつもカセットテープなどで沖縄民謡を聴き、力をもらってきた。「遠く離れていても、沖縄の歌で心はつながっている。カーテンを閉めて沖縄民謡を流すと、故郷の島のサトウキビ畑が風に揺れるのが頭に浮かんで、故郷に戻ったような気持ちになれる」と話す。

 昨年、外出制限が続く中で「…

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