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 新型コロナウイルスに感染したとき、症状が軽くてすむように働く遺伝子の特徴が、約4万年前に絶滅したネアンデルタール人から受け継がれているらしい。そんな研究結果を沖縄科学技術大学院大のスバンテ・ペーボ教授らが発表した。いまの日本人の30%ほど、ユーラシア大陸にすむ半数ほどがこのタイプにあたるという。

 ペーボさんらは昨年、やはりネアンデルタール人から現代の人たちが受け継ぎ、重症化のリスクを高めるとされる別の遺伝子タイプを発表している。今回は逆の働きにかかわる発見になる。

 ペーボさんらは今回、23対46本ある染色体のうち、12番染色体にある「OAS」と呼ばれる遺伝子に注目した。この場所は、別のチームが新型コロナで重症化した約2千人を分析し、症状との関係が疑われた複数の遺伝子の一つだった。

 この遺伝子でみられる特定のタイプは、クロアチアや南シベリアで見つかったネアンデルタール人でもみられた一方、現代人がもともとすんでいたアフリカの人にはなかった。現代人とネアンデルタール人は約6万年前に交雑したとされており、このときに現代人に伝わったと推定した。

 この遺伝子は酵素をつくるのに…

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