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 19日の日経平均株価の終値は前日より218円17銭(0・72%)安い3万17円92銭だった。下げ幅が一時400円に迫り、取引時間中として一時、4日ぶりに3万円を下回った。

 この日は、前日の米国株式市場でダウ工業株平均が4営業日ぶりに反落したこともあり、取引開始直後から売りが先行。2月に入って日経平均は2千円超上がっており、利益を確定させる売りが優勢だったとみられる。市場関係者の間では「3万円を超え、高値警戒感が強い。日本銀行がETF(上場投資信託)の買い入れを見送るのではないかという懸念も働いた」との声もある。

 長期金利は上昇している。19日の東京債券市場で指標となる満期10年の新発国債の流通利回りが前日より0・010%幅高い(国債価格は下落)0・1%をつけ、2年3カ月ぶりの高水準となった。米バイデン政権による追加経済対策への期待が高まって米国の長期金利が上がっており、つられた動きとみられる。(笠井哲也)