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原爆原発シンクロの巻(上)

 13日深夜、福島県沖を震源地にする大きな地震がありました。10年前におこった東日本大震災の余震だそうです。

 さて、今回は愛知県長久手市にある住宅メーカーをとりあげます。

 「WELLNEST HOME(ウェルネストホーム)」

 夏は涼しく、冬は暖かい。経済的で、頑丈で、長持ちする。そんな「良い家」をつくろうとしてきた会社です。

 会社設立は2012年。そうです、あの大震災が起業のきっかけなのです。

 ご登場いただくのは創業者と代表者。今回は前編として、創業者のストーリーをお届けします。

     ◇

 1945年8月9日。アメリカの爆撃機B29は、曇っていた小倉(現北九州市)への原爆投下をあきらめ、長崎の上空へ。

 午前11時すぎ。投下した原爆は上空約500メートルで爆発。数万人の笑顔と希望が奪われ、長崎の街は廃虚となった。

 けれど、人々は街を復活させていく。旧満州(中国東北部)から帰郷した元軍人は、ふるさと長崎に戻って左官屋をひらき、建物や道路づくりに尽くす……。

    ◇

 それから30年あまり。走るのが、めっぽう速い少年がいた。中学1年のとき、長崎県大会の100メートルで優勝するほどだった。

 彼の名は早田宏徳(そうだ・ひろのり)。生まれたのは1973年。週刊少年ジャンプで漫画「はだしのゲン」の連載が始まった年である。

拡大する写真・図版「WELLNEST HOME」の創業者、早田宏徳さん。愛知県長久手市のオフィスにて

 実家は、先に触れた長崎の復興…

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