IT×J常勝集団、めざすものは? 経営トップに聞く

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勝見壮史
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 日本サッカー界に衝撃が走った買収劇から1年半。フリマアプリ大手メルカリ会長を務めながら、J1鹿島アントラーズ社長としてクラブ運営に力を注ぐのが、小泉文明さん(40)だ。Jリーグ屈指の常勝集団をどう変えていくのか。(勝見壮史)

 さまざまなITベンチャーで実績を積み上げてきた。そんな経営のプロに対し、日本のサッカービジネスについての感想を真っ先に尋ねてみた。

 「ダイバーシティー(多様性)が弱いですね」

 そして、続けた。

 「僕らみたいな異業種がこれまであまり入ってこなかった。サッカー界出身の人がほとんど。長い期間同じようなことをやっていると、戦略も固定化してしまいます」

 多くのスポーツ関係者が頭を抱える課題を指摘し、プロ野球のソフトバンクや楽天、DeNAを列挙した。IT系の新興企業が経営に携わり、新たな人材が入ることで、より人気が広がったのではないか、と。

 「外から入ると、思うんですよ。もっと価値あるのに。もっとビジネスができるのにって」

 サッカークラブ経営の収入の…

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