ハッサクの出荷本番 和歌山・紀の川がブランド力を強化

西江拓矢
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 ほどよい甘みと酸味、ほのかな苦みが特徴で、和歌山県特産のハッサクが出荷本番を迎えている。主産地の紀の川市にあるJA紀の里農産物流通センターでは、冷蔵保管したハッサクを手作業でネットに入れるなどして出荷。4月まで順次、関東や関西などの市場に送られる。

 糖度が高く皮がむきやすいかんきつが増えるなかでもハッサクには根強いファンがおり、単価も安定しているという。県によると、2017年の県内のハッサク生産量は約2万5千トンで、全国の7割。そのうち、紀の川市が半分強で、「日本一」だ。

 同市は、今年度、ブランド力強化に向け、「紀の川はっさく」のロゴマークのシールを作製。ハッサクを使った特産品開発に向け、企業誘致も目指している。同JAの中晩柑部会長、殿最弘茂さん(52)は「ブランド化でハッサクのファンが増え、消費がもっと伸びれば」と期待している。(西江拓矢)