伊達政宗像、かぶとの「月」折れる 仙台で地震被害判明

福島・宮城で震度6強

申知仁
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 宮城県内で13日夜に最大震度6強を観測した地震の影響で、仙台市博物館(青葉区)にある、仙台藩祖の伊達政宗像の一部が破損していたことが分かった。かぶとの月形の前立ての一部が折れた。

 同館によると、14日朝、見回りをした職員が庭にある胸像の破損に気づいたという。ほかの展示品に被害は確認されていないが、スプリンクラーの破損や石壁の亀裂などが確認され、同館は臨時休館中。再開の時期は未定という。

 この胸像は1935年に仙台城本丸跡に設置した騎馬像の一部。第2次世界大戦中の金属供出で胸から上の部分のみが残ったという。胸像を管理する市の担当者は「古い像なので詳しい材質も分かっておらず、修復に向けた調査をしている」と話した。

 今回の地震では、政宗の墓所の瑞鳳(ずいほう)殿(同区)でも多くの灯籠(とうろう)が倒れた。(申知仁)