[PR]

 毎年猛威を振るうインフルエンザの感染報告数が今冬は激減している。他の感染症も軒並み減少しており、長野県感染症対策課は「マスクや手指消毒、換気などの新型コロナウイルスの予防策が結果的に他の感染症の予防にもつながった」としている。

 県が週ごとに集計している県内の感染症情報のうち、昨年12月と今年1月を含む9週間で、昨冬の同時期と比較した。県内80医療機関からの報告では、今冬の感染者は7人。1万5154人だった昨冬の感染者数に比べて大幅に減少した。

 県教委によると、県内の小中学校、中等教育・高校・特別支援学校のインフルエンザ関係の学級閉鎖も今季はゼロ。県教委は「インフルエンザや感染性胃腸炎などは例年であれば、今の時期がピークになるが、今年は落ち着いている。ただ、昨年は新型コロナでの学級閉鎖も出ていたので、引き続き警戒する必要もある」とする。

 インフルエンザ以外の感染症では、RSウイルスが昨冬の524人から今冬は3人、手足口病は172人から5人、伝染性紅斑は353人から3人といずれも大幅減となった。感染性胃腸炎、咽頭(いんとう)結膜熱、水痘(水ぼうそう)も、それぞれ5~8割減となっている。(遠藤和希)

関連ニュース