70代夫妻が2千万円寄付 町の苦難を基金設けて打破へ

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三上修
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 人口減少にあえぐ北海道東部の置戸町で起業や移住をする人にそれぞれ100万円を支援しようと、元町議で食品店経営の細川昭夫さん(78)とカツエさん(77)夫妻が、町に2千万円を寄付した。町はこれを原資に「元気だすべぇ基金」を設けて、4月から事業を始める。

 細川さん夫妻は50年余りにわたり町内で鮮魚店や食料品店を営んできた。「地元を盛りあげよう」とイベントを次々と手がけてきた。人が丸太を積んだそりをひいて競う夏祭りの目玉「人間ばん馬大会」や「置戸山神太鼓」、「全町下の句かるた大会」――。しかし、急速に進む人口減で運営が難しくなってきた。かるた大会は途絶え、太鼓も休止している。かつてにぎわった囲碁クラブは今はない。地元の窮状を基金による支援で打開したいと細川さん夫妻は考えた。

 支援条件は、①町内で新規起業して商工会に加入②地元の木工芸品ブランド「オケクラフト」作りの研修生が独立工房を建設③家族で移住して住宅購入で、それぞれ100万円を支援する計画だ。

 15日に深川正美町長に寄付…

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