ハンセン病患者の個人情報?ヤフオクに出品 現在は削除

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 長野県内のハンセン病患者の情報をまとめたとみられる資料が、インターネットオークションサイト「ヤフオク!」に出品されていたことがわかった。現在は削除されているが、県も出品を把握。「あってはならないこと」として、対応を検討している。

 県人権・男女共同参画課によると、出品されていたのは「癩(らい)病患者並血統家系調」と書かれた資料で、表紙にはほかに「明治三十二年」「大町警察署」と書かれていた。中身とみられる画像も掲載されていて、ハンセン病患者の名前、住所、生年月日などの個人情報が閲覧できる状態だったという。本物かどうかはわかっていない。

 出品は13日で、18日にオークションは終了。入札はなかった。出品を見つけた県外の大学教授から17日夜に県に連絡があり、確認したという。同課の柳沢秀信課長は「ハンセン病の患者やその家族は、今なお偏見や差別に苦しんでいる。あってはならないこと」と指摘し、対応を検討しているという。

 ヤフー広報室によると、ガイドラインに従い「不適切な商品」と判断。18日夜に削除したという。