私に「マスク風紀委員」の影が 全体主義指向に響く言葉

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編集委員・福島申二
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日曜に想う 福島申二編集委員

 福島県郡山市で刊行されている児童詩誌「青い窓」は1958(昭和33)年の創刊から63年になる。ご縁があって隔月発行の冊子をいつも送っていただいている。開くたびに、子どもたちの豊かな詩心から潤いをもらう心地になる。

 作品だけでなく詩作をめぐる子どもたちの情景も心に残る。思い出されるのはこの詩誌を創始、主宰した詩人の故・佐藤浩さんによって伝えられた話だ。ある小学校の4年生がこんな詩を書いた。

 お母さんが 車に はねられ…

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