崖の上、台風過ぎたら謎の岩 どこから来た?名前を募集

大野宏
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 和歌山県白浜町の国の名勝・三段壁には、3年前に大型台風が過ぎた後、断崖絶壁の上にどこからともなく現れた大岩がある。軽自動車並みの大きさだが、50メートル下の海面から打ち上げられたのか、崖の上を転がり落ちてきたのか一切不明。同所で観光施設を経営する「三段壁洞窟」が名前を募集している。

 この岩が確認されたのは2018年9月。同4日に台風21号が近畿地方を直撃し、白浜町では観測史上最大となる瞬間風速45・8メートルを記録した。三段壁では高さ約50メートルの断崖の上を波が洗い、大規模な岩盤崩落も起きた。

 台風が過ぎて数日後、洞窟のスタッフが断崖の先端から約100メートルの南側の縁に、見覚えのない岩があることに気づいた。長さ約4・2メートル、高さ約1・2メートル、幅約1メートル。台風前に撮影された写真には写っておらず、下の岩盤との間にはすきまがある。岩の材質も違うようで、別の所から来たようだが、台風当日は全員避難しており、目撃者はいない。

 とりあえず「謎の岩」と呼ぶようになり、現在は鎖の柵越しに間近に見ることができる。三段壁洞窟の新藤正悟社長は「皆さんに存在を知ってもらって新たな観光名所にするため、いい名前を考えてほしい」と話している。

 応募は三段壁洞窟現地で応募用紙に書き込むか、インスタグラムで洞窟の公式アカウント(sandanbeki_cave)をフォローし、三段壁の画像と考えた名前にハッシュタグ「#三段壁謎の岩」を付けて投稿する(要アカウント公開)。入選者には洞窟のペア入場券や50周年記念絵はがきなどが贈られる。4月5日締め切り。(大野宏)