警官に花投げつけ禁錮4年 ベラルーシデモ、厳刑相次ぐ

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モスクワ=喜田尚
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 昨年、大統領選を機に各地で反政権デモが続いたベラルーシで、デモ参加者が長期間の拘束の末に罪に問われ、厳しい禁錮刑を言い渡される例が相次いでいる。ルカシェンコ大統領は大規模デモが影を潜めたことに自信を深め、力ずくで体制固めを進める構えだ。

 首都ミンスクの裁判所は今月2日、トラック運転手ドミトリー・ドゥプコフ被告(29)に禁錮7年の判決を言い渡した。昨年8月の大統領選でルカシェンコ氏が8割の得票率で6選を果たしたと発表された翌日、抗議デモに参加。大型トラックを運転し、治安部隊を脅威にさらしたとされた。

 同被告は地元人権団体が大統領選絡みの「政治的囚人」に認定した255人の1人。公判では「デモは平和的だった」と訴え、「参加者を守るため、放置されていたトラックを道の脇に動かしただけだ」と主張したが、認められなかった。

 1994年以来、強権体制を維持するルカシェンコ政権は、大統領選の不正疑惑に抗議するデモに大量の治安部隊を投入。3万人以上の参加者を拘束したとされる。

■デモ中継の記者に禁錮2年…

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