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 衆院予算委員会の22日午後の集中審議で、立憲民主党の本多平直氏は、菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」から、首相の記者会見で進行役を務める山田真貴子・内閣広報官も総務審議官当時、接待を受けていたとする総務省の調査結果を取り上げた。同省の報告によると、首相長男を含む東北新社側との飲食費は1人当たり約7万4千円にのぼり、同社が負担。本多氏が「何を食べるとこういう金額になるのか」と迫ると、首相は「詳細は承知していない」「(総務省に)聞いてみたい」とかわした。

 さらに本多氏は、首相が昨年10月にNHK番組の「ニュースウォッチ9」に出演した際のことを取り上げた。キャスターが学術会議問題の関連で質問したことに関し、一部報道で山田氏がNHKにクレームの電話をしたと伝えられていることについて「NHKに電話したのか」と質問した。

 首相は「(山田氏)本人に確認したところ、NHKにクレームの電話をしたという報道は事実ではないと報告を受けている」と述べた。本多氏が「クレームの電話はしてないというが、電話はしたのか」と繰り返し問いかけると、首相は「私が承知しているのは先ほど来、申し上げた通り。電話してないんじゃないかなと思いますけれども、確認したら(山田氏は)そういうことだと言っていた」と述べるにとどめた。