五臓圓ビルリニューアル10周年 記念写真パネル展開催

ライター・田中泰子
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 鳥取市内最古の鉄筋コンクリート建築物で、国登録有形文化財の五臓圓(ごぞうえん)ビル(二階町2丁目)2階で、リニューアル10周年を記念した写真パネル展が開かれている。27日まで。

 ビルは1931年に建築され、43年の鳥取地震と52年の鳥取大火を耐え抜いた。一時は取り壊しも検討されたが、智頭街道商店街振興組合の有志が保存に向けて立ち上がり、10年前に大規模な耐震・補強工事を完了した。外壁のタイルの一部や階段は当時のまま残し、文化・芸術の発信拠点として活用してきた。

 会場には建築当時の写真や改修工事の経過、リニューアル後の活動状況をまとめたパネルなど約130点を展示。3月には市内を拠点に活動する女性作家3人の作品展が週替わりで企画されている。いずれも入場無料。

 10周年事業を主催する「五臓圓ビルを保存活用する会」の会長で、街づくり株式会社いちろくの常村護社長(71)は「文化・芸術の薫りのする商店街を目指して、にぎわいをつくろうと取り組んできた。年配の人にとってはランドマーク。若い人にも来てほしい」と話している。(ライター・田中泰子)