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 コンゴ民主共和国東部の北キブ州で22日、国連世界食糧計画(WFP)の車が武装勢力に襲撃され、乗り合わせていたイタリアのルカ・アタナシオ大使ら3人が殺害された。AFP通信などが伝えた。

 報道によると、襲撃があったのは同州の州都ゴマ付近。アタナシオ大使は腹部に銃弾を受けてゴマの病院に運ばれたが、その後死亡が確認されたという。他に死亡したのは運転手と、大使の警備担当の警察官だった。襲撃犯は大使らの拉致を試みたとみられるが、身元は明らかになっておらず、コンゴ軍が行方を追っている。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、北キブ州を含む同国東部では昨年、2千人以上の市民が武装勢力などによって殺害された。今年に入っても同州では武装勢力による拉致や殺害が相次いでいるという。(遠藤雄司)