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 【岡山】総社市で23日、新型コロナウイルスワクチン集団接種の予行演習があった。人口約7万人のうち約6万人が半年で各2回の接種を完了するよう市は計画を進めている。演習には市内の医療関係者や市民、市職員約200人が参加。4月の接種開始を想定し、実際の作業の流れを演じて課題や改善点をあぶり出した。

 集団接種会場となる市保健センターで開催。接種を受ける役の市民らはまず受付で予約名簿を確認し、医師の問診へ。「注射でアレルギーの経験は」などと聞かれて答えた後、肩に接種。副反応の有無を確認し、完了となるまでの一連の流れを演じた。

 演習は約1時間。接種には4レーンが用意されて計80人が完了する予定だったが、実際は60人ほど。片岡聡一市長は「問診から接種までに5分」と分析。問診にあたった藤原尚子医師は「本番ではさらに接種への疑問や不安をぶつけてくると思う。肩への接種のため、半袖などまくりやすい服で来てもらう必要がある」などと課題をあげた。

 片岡市長は「改善すべき点がわかってよかった」と語り、医療機関にさらなる協力を求めて接種体制を強化する考えを示した。(小沢邦男)