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 タイで反政府デモが再び活発化している。新型コロナウイルスの感染再拡大で一時、実施が控えられていたが、デモ隊のリーダーらが不敬罪で起訴されたのを機に再燃。軍事政権の流れをくむ現政権の退陣や王室改革などを求め、若者らが街頭で声を上げている。

 23日夕、バンコク中心部の路上に1千人を超える若者らが集まった。代わる代わるマイクで演説し、「独裁(政権)を倒そう」などと叫ぶと、大きな歓声がわき起こった。

 反政府デモは、若者らが支持する野党第2党の新未来党が昨年2月、軍や保守派の影響下にあるとされる憲法裁判所によって解党されたのを機に始まった。新型コロナの感染拡大でいったん下火になったが、7月から再燃。軍政の流れをくむプラユット政権の退陣や軍政下で定められた憲法の改正、それまで議論すらタブー視されてきた王室改革などを求めた。

 デモは一時、数万人規模まで拡大したが、再び新型コロナの感染が広がったことで、昨年12月半ば以降は中断していた。だが、検察当局が2月9日、一連のデモで初めて不敬罪でリーダー格の4人を起訴。不敬罪の廃止を要求の一つに掲げるデモ隊は強く反発し、10日に数千人規模の抗議集会をバンコクで開いた。

 13日夜には、バンコクの民主…

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