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 全国の温泉地をテーマ別にインターネット投票をする「温泉総選挙2020」のファミリー部門で、香川県東かがわ市馬篠の「絹島温泉ベッセルおおちの湯」が1位に輝いた。16年から始まった「温泉総選挙」で県内の温泉地が1位を獲得したのは初めて。

 投票は昨年10月から今年1月20日まで受け付けられ、ファミリー部門は「幅広い世代が楽しめる温泉地」が対象。おおちの湯は3447票を獲得し、2位のやどり温泉いやしの湯(和歌山県橋本市)に733票差をつけた。

 おおちの湯は、瀬戸内海を一望する海岸沿いに立つ、船(ベッセル)をイメージした複合温泉施設。露天ぶろ、和食とイタリアンのレストラン、500人収容のホール、六つの客室などがある。1997年に旧大内町が開設し、2003年の合併後は東かがわ市が引き継ぎ、08年からは高松市の温泉施設運営会社「創裕」が指定管理している。

 温泉総選挙には東かがわ市がエントリーした。長町貴志支配人は「1位になるとは思わなかった。利用の多い京阪神からの家族連れが投票してくれたのではないか。知名度アップにつながる」と喜ぶ。コロナ禍で利用者は減っているものの、今年は市内の利用者を送迎する巡回バスを新設し、昨年から本格的に始めたグランピングの施設も拡充するという。(福家司)