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 愛媛県松山市の老舗・薄墨羊羹(ようかん)が、生後6カ月から食べられる離乳食和菓子「おやおやようかん」を発売した。コロナ禍で土産品の需要が減り、新市場開拓に苦心する中、子育て中の中野恵太社長(40)のアイデアが結実した。

 中野さんが1歳の長男が離乳食を食べている様子を見て、乳幼児向けの商品として思いつき、開発した。主原料にインゲン豆を使った白あんは大人向けより甘さが控えめ。県内産の野菜や果物をパウダーやペースト状にし、丁寧に練り込んだ。商品名の「おやおや」は「お野菜が入っている」ということを子どもが喜ぶような言葉で表現した。

 「食べさせることに意識が行きがちな乳幼児の食事を楽しい時間にしてみませんか」と中野さん。トマトやカボチャなど5種類。食べられる国産もち米製「もなかスプーン」がついて、1個80グラム、320円(税抜き)。(天野光一)