総務相「行政ゆがみの有無、改めて確認する」 接待問題

藤田知也
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 総務省幹部らが菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」から繰り返し接待されていた問題で、武田良太総務相は24日の閣議後会見で「(放送行政の)実際の意思決定がどう行われたか、行政をゆがめられるといった疑いを招くことがなかったかを改めて確認する」と述べた。具体的な調査方法などはこれから詰めるとしている。

 武田氏は16日の衆院本会議で「放送行政がゆがめられたことは全くない」と明言したが、22日には「ゆがめられた事実は確認されていない」と軌道修正していた。

 総務省は現職幹部ら12人が38回にわたり接待されていたとして、そのうち11人を24日にも処分する方向だ。武田氏は同日の会見で「私自身大変驚いているし、残念で、深刻に受け止めている」と語った。そのうえで「(国家公務員)倫理法への認識の甘さ、知識の不足が大きな要因と考えている」と指摘し、再発防止策の実施を急ぐと強調した。

 総務省は12人のうち1人は国家公務員倫理規程に反していないと判断。12人とは別に、総務審議官当時に7万円超の接待をされた山田真貴子・内閣広報官も処分対象外だとしている。(藤田知也)