接待問題の山田広報官「責任を痛感」 官邸の聞き取りに

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 菅義偉首相の長男の勤め先「東北新社」から接待を受けていた総務省出身の山田真貴子・内閣広報官は24日午前、首相官邸の幹部の聞き取りに対し、「国民の疑念を招く事態になっていることを重く受け止め、その責任を痛感している」などと語った。加藤勝信官房長官が記者会見で明らかにした。

 加藤氏によると、山田氏は同日朝、自らの会食の内容について杉田和博官房副長官に報告。「国会で大きな問題として取り上げられている」との認識も示し、「責任を痛感している」などと語ったという。

 総務省は同省職員11人を24日中に処分する方針だが、すでに同省を退職した山田氏は対象外としている。山田氏への政府の対応について、加藤氏は「他の関係者に関する結果などを踏まえて対応していくことになる」と述べた。

 同省の調査によると、山田氏は総務審議官だった2019年11月に接待され、7万4千円超の飲食費を負担されていた。東北新社は社長や首相の長男ら4人が参加していた。会食時の会話については「放送業界全体の実情の話はあったかもしれない。行政をゆがめる不適切な働きかけはなかった」と説明したという。