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 将来に受け継がれるべき伝統的な農林水産業を営む地域を認定する日本農業遺産に和歌山県内から新たに2地域が農林水産大臣に認定された。県が19日発表した。認定されたのは、「聖地 高野山と有田川上流域を結ぶ持続的農林業システム」と「みかん栽培の礎を築いた有田みかんシステム」。県内の認定は、海南市下津地域と合わせて3地域となった。

 日本農業遺産は、2016年に農林水産省が創設。書類審査と現地調査を経て認定が決まる。

 「聖地 高野山と有田川上流域を結ぶ持続的農林業システム」は、高野町と、かつらぎ町・花園地区、有田川町・清水地区。高野山の寺院を維持するために木材を守り、また、地域で支え合い、傾斜地を有効活用した農業を営んできた。

 「みかん栽培の礎を築いた有田みかんシステム」は、有田市、湯浅町、広川町、有田川町。農家による優良品種の発見や、地勢や地質に応じた栽培、多様な出荷組織など、ミカン栽培を生計の手段にまで発展させ、産地全体でブランドを形成してきた。(西江拓矢)

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