[PR]

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となった昨年の弘前さくらまつりをモニュメントとして残そうと、県内を拠点とするライオンズクラブ国際協会332―A地区は24日、満開の桜が咲く弘前公園の風景をモザイク状の津軽塗で表現したパネルを制作し、弘前市に寄贈した。

 モニュメントは縦1メートル、横1・8メートルで、様々な技法の津軽塗を施した1・2センチ四方の小片約9500個を組み合わせ、満開の桜で埋まる外堀を表現。100回目の節目だった昨年のさくらまつりを記憶に残してもらおうと「幻の100回目」と名づけた。

 津軽塗の若手職人6人が、ピンクだけで50色ある小片を組み合わせ、ライトアップされた鮮やかな桜が広がるモニュメントを6カ月かけて完成させた。

 この日、市役所で披露されたモニュメントに桜田宏市長は「素晴らしい。津軽塗の技術はすごいとあらためて感じた」と絶賛。高橋重則・前地区ガバナーは「津軽塗を弘前の工芸として広めていただくために若手のみなさまに作っていただいた。さくらまつりが素晴らしいとモニュメントを通じて知ってほしい」と話した。

 モニュメントは3月中に市役所1階で公開を始め、その後は市立観光館に展示される予定。(林義則)

関連ニュース