写真・図版

[PR]

#コロナを生きる言葉集

 しょくよくがないときがある。

(千葉県の小学1年の女子児童)

 「びょうきじゃないときに、しょくよくがないときがある」(小学1年の女子児童)、「コロナのせいで休み時間まで勉強しなければいけない」(小学2年男子)、「自分はだめと思い、自分に怒ってしまった」(小学校6年女子)、「コロナの考えが友人と合わない」(中学2年男子)――

 国立成育医療研究センターが昨年11、12月、小学生から高校生までの924人に聞いたアンケートでは、様々なストレスを訴える声が寄せられた。うつの症状を調べるときに使う質問に対する回答を分析すると、小学生(4年生以上)で15%、中学生で24%、高校生の30%に中等度以上のうつ症状がみられた。センターの半谷まゆみ医師は「まさかこれほど高い数値が出るとは思わなかった」と話す。

 子どもは心の変化をうまく表現できないため、腹痛や不登校などの形で表れることもあると指摘する。「子どもの心情を理解して、周りの大人がゆとりを持って寄り添う気持ちが大切」と語る。

 アンケートはウェブ方式で、これまでに4回実施した。毎回協力してくれる子どもも多いという。「質問の回答を考えることで自分を客観視でき、ストレスケアにもつながるのでは」と半谷さん。第5回は現在回答を募集中。詳細はセンターのホームページ(https://www.ncchd.go.jp/別ウインドウで開きます)へ。(田中祐也

     ◇

 誰もが経験したことのない日々が続いています。様々な立場、場面の言葉を集めます。明日に向かうための「#コロナを生きる言葉集」。