ランタン5千個で描いたものは? 夜の闇に光のアート

戸田拓
【動画】たきかわ紙袋ランターンフェスティバル、無観客で開催=実行委員会提供
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 北海道滝川市で紙のランタン約5千個による光のアートが夜の闇に浮かんだ。市民参加型イベント「たきかわ紙袋ランターンフェスティバル」が無人の市営球場でおこなわれた。

 ボランティアの市民らが高さ35センチほどの紙袋に雪を詰め、ろうそくを1本立てた。測量会社員が下絵をもとに引いた水糸に沿って、約5千個のランタンを配置すると大きさは縦約85メートル、横70メートルになった。上空から見ると、北海道の形が浮かび上がり、滝川市の位置に赤いハートがともった。

 フェスティバルは2003年に始まった。切り絵や好きな言葉などをあしらったランタンを駅前商店街に並べていた。夕方の3時間限定の催しにもかかわらず、2019年は約1万5千人が見物した。

 昨年は新型コロナウイルスの感染が広がり、開催の2日前に中止となった。今年も例年通りの開催は断念したが、無観客で光のアートをつくることになった。上空からの映像は実行委員会が20日にドローンで撮影した。実行委のフェイスブックhttps://www.別ウインドウで開きますfacebook.com/lantern.takikawa)で公開する。実行委員長の山田直登さん(55)は「数多くの冬のイベントが中止になった。この映像で皆さんにほっこりした時間を過ごしてもらえたら」と話している。(戸田拓)