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 コロナ禍でストレスが強まる中、一緒に過ごすペットの存在感は増すばかり。山陰両県では、ひと味違ったペットフードが相次ぎ登場。異業種からの参入も盛んだ。「大切な家族」を取り巻く環境はどこへ向かうのか――。(清水優志、杉山匡史)

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 自宅で帰りを待つ猫にちょっとぜいたくな土産を――。松江市西川津町でペット用品を企画・販売する「ポプリ」は1月から、尾頭付きのノドグロやエテカレイの真空パック5種類(660円から)や、サバやトビウオの切り身の水煮缶(700円)の販売を始めた。

 調味料や保存料は不使用で、味付けすれば人も食べられる。真空パックは高温・高圧調理で骨まで軟らかいという。

 島根県内の水産加工業者と連携した新規事業という。猫専用の土産物ブランドとして立ち上げた「ねっこ」の主力商品だ。

 平野耕一路社長(44)が訪問介護事業の傍ら、自然豊かな島根を盛り上げる手立てを模索するなかで事業化した。昨年8月には介護事業所を閉じた。11月に松江市内で試験販売すると、意外性から注目を集めた。

 商品には同県美郷町に自生するマタタビを乾燥させた実や勾玉(まがたま)を用いた首輪もある。今後は道の駅などに販路を広げ、専用食器も県内の窯元に相談する予定だ。

 「参加企業を増やし、猫製品なら島根と言われるよう育てたい。『ペットへの土産は当然』という新常識を島根から作りたい」と平野社長は将来を見据える。(杉山匡史)

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 島根県雲南市の市民団体「チーム・クロサキ」は、市内の猟師が有害鳥獣として駆除したイノシシ肉を有効活用したペットフードを開発した。同県飯南町産の規格外のサツマイモや山陰沖の魚なども使用する。

 乾燥タイプのペットフード「し…

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