不適正な恐れの取り調べ、昨年17件 たたく・菓子供与

田内康介
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 警察の容疑者の取り調べ(任意含む)で、不適正な恐れがあると昨年認定された行為が、全国で17件(12事件)あったと警察庁が25日発表した。このうち、容疑者の車の売却で仲介の便宜を図るなど3事件に関わった1人の警察官が懲戒処分されたという。

 不適正な取り調べにつながる恐れがある行為は国家公安委員会規則に定められている。同庁によると、前年から7件(5事件)増加した。

 具体的には、容疑者に顔付近をたたかれ、顔付近を反射的にたたき返した▽取調室で机を3回たたいた▽容疑者の求めに応じ、おかきを供与した――などがあった。12事件のうち、9事件は警察内部の情報から、3事件は苦情などから発覚したという。(田内康介)