「給食にイデオロギー盛るな」 肉排除した街、仏で論争

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パリ=疋田多揚
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 美食で知られるフランス中部のリヨンで、学校給食で肉を出さないと決めた市の方針が、政府を巻き込んだ論争になっている。市は新型コロナ対策の一環だと説明するが、市長は環境を重視するヨーロッパエコロジー緑の党(EELV)に所属するだけに、「イデオロギーの押しつけでは」との疑念を招いている。「学校でしか肉を食べられない貧困家庭に配慮すべきだ」との声も出ている。

 AFP通信によると、市の決定に抗議する数十人の畜産農家が22日、牛やトラクターを駆り出して市庁舎付近に集まり、「肉を食べなければコロナにも弱くなる」などの旗を掲げてデモを繰り広げた。

 同通信などによると、リヨン市は22日から、206ある幼稚園や小学校の給食で肉料理を出さないことを決めた。

 理由に挙げたのが、国が各学…

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