吉田純哉
明治安田生命J1は26日に開幕する。多彩な攻撃を誇る川崎が2017、18年以来の連覇を狙う。コロナ禍に見舞われた昨季は「降格なし」という特別ルールが適用されたため、例年より二つ多い20クラブで争う今季。その分、4クラブが降格する過酷なシーズンとなり、攻防は激しさを増しそうだ。
川崎は昨季、2位のガ大阪に勝ち点差18をつける圧勝だった。史上最速優勝に加え、計88ゴールと年間最多得点も更新。だが、今シーズンは独走するクラブは生まれないだろう。
昨季は「降格なし」で残留争いがなくなり、下位も勝利より理想の戦術を追い求める傾向が見られた。相手の長所を徹底的に潰したり、自陣にこもったりすることも少なかった。今季は全体の5分の1が降格することになり、どのチームも勝ち点1を必死に取りに来るだろう。大味な展開は減り、勝負強いチームが優勝争いに絡むとみる。
主役には鹿島を推す。選手が大…
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