口から飲み込む「粉末コンピューター」 阪大で開発中

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小川裕介

拡大する写真・図版大阪大の三浦典之教授らが試作した微細な半導体チップ(粉末コンピューター)。さらにこの10分の1ほどの大きさをめざしている=同教授提供

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 大阪大の三浦典之教授(集積回路工学)は少年時代、ミクロ化された主人公が人体の中に入り、治療などをするアニメ番組に夢中になった。医師免許を持つ手塚治虫が企画に携わったSFアニメ「ワンダービート・スクランブル」。三浦さんはいま、口からのみこんで医療などに利用する「粉末コンピューター」の研究を進めている。

 目標とする粉末コンピューターは、一つの大きさが0・1ミリだ。スギ花粉の大きさは0・03ミリで、その3倍ほどしかない。

 一般的な半導体は、チップの上に心臓部である中央演算処理装置(CPU)やメモリー、センサーなどが集まっている。一方の粉末コンピューターでは、そういった機能をバラバラにして小さくし、人間に負担なく使えることをめざしている。

 たとえば、口から体内に入れ…

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