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 出版科学研究所は25日、2020年のコミック市場の推定販売金額が統計開始以来初めて6千億円を超えた、と発表した。「週刊少年ジャンプ」などが人気絶頂だった95年を上回った。20年はコロナ禍の巣ごもり需要に加え、同じくジャンプ連載の「鬼滅の刃(やいば)」の大ヒットも影響したが、その内訳は随分異なるようだ。

 紙と電子を合わせて6126億円で、前年比23%増。1978年に統計を始め、これまでは、95年の5864億円が最大だった。

 電子コミック市場は、31・9%増と大幅に伸びて、3420億円。前年より827億円を上乗せした。紙のコミックス(単行本)とコミック誌を合わせた2706億円を大きく上回っている。一方で、巣ごもり需要は、海賊版サイトの伸長にもつながっており、出版団体などが対策を急いでいる。

 減少が続いていた紙のコミック市場は、01年以来19年ぶりに増加に転じた。好調だったのは単行本。特に、最終23巻が初版395万部で発売されるなど、「鬼滅の刃」が紙の単行本だけで約300億円規模になり、全体を大きく押し上げた。

 紙の単行本では、同作をのぞいても前年を上回り、全体で24・9%増となった。

 一方で、かつて出版市場を支え…

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