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 大分県は24日、2023年にも運航再開を計画しているホーバークラフト航路の旅客ターミナル設計者の審査で、藤本壮介建築設計事務所と松井設計の共同企業体(JV)を最優秀に選んだと発表した。宇宙港をめざす大分空港を象徴する、空に向かって延びる外観や、2次交通への円滑な乗り換えができる施設の配置などが評価された。

 ターミナルは発着地の大分空港と大分市の西大分地区にそれぞれつくる計画で、公募型プロポーザルに17者から応募があった。県は研究者らが参加する選定委員会(委員長・島岡成治日本文理大教授)を設け、提案書やヒアリングに基づいて、独創性や経済性、実現性、玄関口としての的確性などを審査した。

 最優秀となった提案では、大分市側のターミナルの屋上をスロープ状にして別府湾を眺められる展望台や、ホーバーの乗降場からバスやタクシー乗り場、駐車場までを大屋根でつなぐ動線、県産材を使う杉林のようなデザインが示された。

 県施設整備課によると、今後、最優秀のJVと契約を結ぶ。委託料は7150万円で、21年度までに基本設計と実施設計をおこなう予定という。(中島健)

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