竹下氏「聖火リレー中止、知事が決めるこっちゃねえ」
大久保貴裕 浪間新太
東京五輪聖火リレーの中止検討を表明した島根県の丸山達也知事と、自民党竹下派会長の竹下亘元総務会長は25日、東京・永田町の議員会館の竹下氏の事務所で、約30分間会談した。
その後、報道各社の代表取材に応じた竹下氏は、丸山氏に「コロナ対応はものすごく大事だが、それと聖火リレーは次元の違う話だ。結びつけて言うのは違和感を持った」と語ったと説明。聖火リレーを実施する判断については「組織委なり、国民全部なり、あるいは世界が決めることであって、知事が決めるこっちゃねえだろう」と語ったとした。
丸山氏がコロナ禍の支援をめぐり、都市部と地方部での格差を問題視していることについては「島根も厳しいが、東京の厳しさの迫力に少なくともいまは押されている」とも語った。
丸山達也知事も別に記者会見…