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 金沢マラソンの組織委員会は25日、金沢市内で会合を開き、今年の大会を10月31日開催と決めた。また昨年、新型コロナウイルス禍で大会が中止になった代替策として開催したスマートフォンアプリを使ってのオンラインマラソン大会が好評だったとして、今年も開催することにした。

 同委員会によると、昨年のオンライン大会は、GPS機能を搭載したスマホのアプリを使用。10月10日から1カ月間に42・195キロを走れば、完走とみなし、抽選で今年の大会の優先出場権を与えたり、オリジナルグッズを贈ったりするなどした。47都道府県から7110人が参加し、94・8%にあたる6741人が完走したという。

 大会後に参加者に対して行ったアンケート(回答率51・8%)では、9割以上の人が「とても満足した」「満足した」と回答。好評を受け、今年も開催することにしたという。

 今回の開催期間は、9月10日からの1カ月間。今回はフルマラソンに加え、21・0975キロの「ハーフマラソン」、100キロの「ウルトラマラソン」、小中高生と18歳以上がペアを組んで10キロを走る「ファミリーラン」の3部門を新設。幅広い参加を呼びかける。参加費は3千~4500円で、計1万人の参加を見込む。

 会合後、会長を務める金沢市の山野之義市長は報道陣の取材に「オンライン大会は当初、大会の機運持続のための、窮余の策だったが、びっくりするくらい高い評価をいただいた。従来の大会と並行することで、(参加者の)裾野を広げることができる」と語った。

 実際に金沢市内を走る従来の大会については、今年は海外からの参加を見送るため、募集人数は3千人減の1万人を見込む。新型コロナ対策として、ランナーに体調管理のチェックシートを配布するほか、スタートは2回に分け、ランナー同士の間隔も空ける措置を取る。

 従来の大会の参加費については、こうした対策費や、定員減に伴う収入減を補塡(ほてん)するため、6千円増の1万6千円。大会初の値上げという。開催可否の判断は、従来の大会の一般申し込みが始まる5月から7月の間に行う予定だ。(三井新)

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