NY株大幅下落559ドル安 米長期金利上昇を警戒

ニューヨーク=江渕崇
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 25日の米ニューヨーク株式市場は、米長期金利が上昇することへの警戒感から、主要企業でつくるダウ工業株平均が5営業日ぶりに反落した。前日に史上最高値を更新していたが、大幅に下落して取引を終えた。終値は前日比559・85ドル(1・75%)安い3万1402・01ドル。値下がり幅は一時600ドルを超える場面もあった。

 米政府の追加経済対策ワクチンの普及により、米景気の回復が早まるとの期待が高まっている。長期金利の指標である10年物米国債の利回りもこの日に上昇し、ほぼ1年ぶりに年1・6%台に達した。急激な金利上昇への懸念から、これまで株高を引っ張ってきたアップルやマイクロソフトなどの主要IT銘柄が大きく売られた。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も急落した。終値は前日比478・54ポイント(3・52%)低い1万3119・43。下落率は昨年10月末以来の大きさとなった。(ニューヨーク=江渕崇)