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 26日の東京株式市場は、米国市場の株安を受けて売りがふくらんでいる。日経平均株価は、午前は前日比722円10銭安い2万9446円17銭で取引を終えた。下げ幅は一時900円を超え、取引時間中としては今年最大となった。

 金利上昇の懸念から米国でハイテク銘柄が売られたことを受け、半導体関連の値下がりがめだつ。ハイテク銘柄の株価は、金利上昇の影響を受けやすいとされる。

 国内の長期金利も上昇している。指標となる10年物国債の利回りは26日午前に0・170%と、2016年1月以来5年1カ月ぶりの高水準となった。野村証券の神谷和男氏は株安の要因について、金利の影響が大きいと指摘する。「米国政府高官らが金融緩和を続ける発言をしているが、市場の懸念は晴れていない」という。(吉田拓史)