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 埼玉県戸田市の公平(こうだいら)病院(44床)が新型コロナウイルス対応の仮設病棟を新たに設け、3月1日から患者を受け入れる。25日、内部を報道陣に公開した。

 公平病院によると、仮設病棟は本院近くの住宅街にあり、もとは職員用の駐車場だったという。プレハブ平屋建てで、延べ床面積は約322平方メートル。人工呼吸器を備えた重症用を3床、中等症用を19床の計22床を設けた。患者とそうでない人の区域を分ける「ゾーニング」を徹底。家族で感染した場合に2床一室で使える病室や、トイレ付き個室などもある。

 現在は本院にコロナ対応の病床が12床あり、入院中の患者は全員、仮設病棟に移す。その後、一部のコロナ病床は、症状が改善した人を受け入れる「後方支援病床」にするという。公平誠院長は「入院調整で患者が遠方の病院に行かなければならないことがある。できる限り地域の中で診療し、生活まで支えていきたい」と話した。

 県内では、公平病院を含めた計8カ所に仮設病棟を設ける予定。コロナ対応の病床は3月末に1466床となる見込み。

 また県は、軽症者らが療養する宿泊施設として新たに「パイオランドホテル」(さいたま市大宮区)を開設。県内9カ所目となる。(長谷川陽子)