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 新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言の先行解除に伴う26日夜の記者会見を菅義偉首相が見送ることについて、加藤勝信官房長官は同日午前の会見で「国民に必要なタイミングで必要なことを申し上げていく」と述べた。首相会見の司会役を務める山田真貴子・内閣広報官の接待問題が影響したのではないかとの見方については、否定した。

 加藤氏は首相会見について、「全面的解除がなされた場合、国民に説明する必要があると考えている」としている。昨年5月の部分的な宣言解除の際、当時の安倍晋三首相が「囲み取材」で対応したことを念頭に、「前回の解除のプロセスでも同様の対応だった」と強調した。

 会見見送りの判断をめぐっては、「山田広報官の議論はまったく入る余地はないと思う」と主張した。山田氏自身が会見を開くことについては、「山田広報官は予算委員会に出席し、議員から質問を受けて答えている」と否定的な考えを示した。

 今後の首相会見について記者団から「山田氏に質問が出ることも予想される。適切に進行できると言えるのか」と聞かれると、加藤氏は「山田広報官はできるだけ公平に、多くのみなさんが質問できるように対応してきた。引き続きそうした対応をとると思う」などと述べた。