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 韓国で新型コロナウイルスのワクチン接種が26日に始まった。療養病院やリハビリ施設などに入る65歳未満の患者と医療従事者約28万9千人を最初の接種対象とする。

 接種するのは英製薬大手アストラゼネカなどが開発したワクチンで、韓国国内で委託生産している。韓国の保健当局によると、同日までに国内の製薬会社で生産されたワクチンは約78万5千人分。第1弾として約28万9千人への接種を始め、3月中には総合病院などに勤務する医師や看護師、救急隊員ら約43万人にも対象を広げる。

 このほか、ワクチンを公平に分配する国際的枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じて調達した米製薬大手ファイザー製のワクチン接種も、27日から始める。確保したのは約5万8500人分で、感染症専門病院などに勤務し、新型コロナ感染者の治療に当たる医療従事者らを対象に実施する。

 4月以降の接種計画は、ワクチンの供給量や、高齢者への安全性を確かめながら、対象者を検討していくという。(ソウル=鈴木拓也)