大出公二
囲碁界で「早熟の天才」のさらなる低年齢化が進んでいる。大阪の小学1年、藤田怜央くん(7)は昨年6月、日本棋院関西総本部の院生(プロ候補生)になった。棋力の早成は、先輩の天才たちの上をゆくという。周囲の期待を知ってか知らずか、本人はどっぷり囲碁にハマっている。
週7日、理学療法士の父、陽彦(はるひこ)さん(40)運転の自転車に乗せられ、大阪市北区西天満の「大阪こども囲碁道場」に通う。師範代表の吉川一(きっかわはじめ)三段らプロ棋士や、怜央くんとともにプロをめざす小学生から大学生までのお兄さん、お姉さんを相手に練習碁を打つ。
トップ棋士とのハンデ戦、ガチでやった結果は…。1歳10カ月で地下鉄の路線図を覚えた天才児がプロ候補になりました。
「僕との手合は、怜央の先(せ…
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