愛媛FC、J2残留へ正念場 28日に今季初戦

柳川迅
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 サッカーJ2の愛媛FCの今季開幕戦が28日に迫っている。昨季は22チーム中21位。本来ならばJ3へ降格するところだったが、コロナ禍でリーグ戦が中断したことで、降格のないシーズンだったことに助けられた。今季は下位4チームが降格することとなり、かつてない正念場のシーズンとなる。

 愛媛FCは日本フットボールリーグ(JFL)からJ2に2006年に昇格した。成績は、5位となってJ1への昇格プレーオフに進んだ2015年が最高で、おおむね中位より下に位置していた。

 昨季は第4節以降、10試合連続で勝ち星がなく、最後は2度目となる5連敗でシーズンを終えた。勝率はJ2昇格後の15年間で最低となる19%で、最下位のレノファ山口の21・4%よりも低くなった。

 今季も22チームでのリーグ戦となり、上位2チームが昇格する一方、下位4チームが降格する。今季の愛媛FCは昨季のチーム得点王のFW有田光希選手や唯一全試合に出場したFW丹羽詩温選手ら主力だった選手が退団した一方、15年のJ1昇格プレーオフを経験したDF浦田延尚選手やDF内田健太選手らベテラン選手を含む7人が加入。チームスローガンとして「原点回帰」を掲げる。

 開幕戦はアウェーで昨季12位の東京ヴェルディと対戦する。23日に松山市の愛フィールド梅津寺であった公開練習後、副将のMF川村拓夢選手は「去年の成績から見ても降格するだろうと言われている。それを裏切り、ホームで勝ってサポーターと喜び合いたい」と決意を語った。和泉茂徳・新監督は「不安はないといったらうそになるが、思い切って挑み、勝ち点を挙げたい」と話した。(柳川迅)