スシローが京樽を買収 吉野家から、テイクアウト強化

栗林史子
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 回転すしチェーン運営のスシローグローバルホールディングス(GHD)は26日、持ち帰りすしの「京樽」を子会社化すると発表した。これまで郊外型店舗が中心だったスシローGHDは都心部での持ち帰り需要に強い京樽を子会社化することで、持ち帰り対応の強化を図る。

拡大する写真・図版スシローの店舗=大阪市北区

 スシローGHDは4月1日付で、京樽親会社の吉野家HDから京樽の発行済み株式の全てを取得する予定。取得額は非公表としている。買収後も京樽のブランドは残す方針。

 京樽は持ち帰りすし「京樽」や回転ずし「海鮮三崎港」を運営。国内では関東を中心に290店を展開している。同社は1997年に会社更生法を申請して倒産、再建に加わった吉野家HDが2011年に完全子会社化していた。コロナ禍で苦戦も続いており、京樽の20年3~11月期の売上高は前年同期比35%減の136億円だった。(栗林史子)