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 国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」。記者は、年末年始の連載企画の取材を通じて、SDGsを達成するため、未来のために動き始めている人々に出会った。同時に無関心で何も取り組んでこなかった我が身を省みた。「SDGs的な生活」とはどのようなものなのか、短期間ではあるが家族で実践した。

 今回は1月中旬の1週間、環境に負荷がかかる肉食をやめる生活を送った。

拡大する写真・図版大豆ミートでつくったカレーを食べる記者の娘(3)。肉でつくるカレーに比べ、なかなか食が進まなかった=阿部朋美撮影

 なぜ肉食を減らす必要があるのか。牛や豚、鶏を飼うためには、大量の水や飼料が必要で、牛のげっぷには温室効果ガスが含まれる。畜産業の拡大で、地球温暖化の影響が広がるおそれがある。さらに、動物を殺して食べることが動物の福祉に反する、という考えの人もいる。

 また、急激な人口増加も予測され、世界の食料需要も急増する見通しだ。農林水産省の推計は、2050年に人口が86億人に増加すると、食料の需要量は10年と比べて1・7倍の58億トン以上になると試算。日本では、食べられるのに捨てられる食品ロスが年612万トンも出ている一方で、低所得国を中心に「人口が増えすぎて、食べ物が足りない」という事態が起きる可能性があるというのだ。

拡大する写真・図版食料の生産には大量の資源が使われている

 ただ、一口にベジタリアン(菜食主義者)といっても、様々。取り組んだのは肉や魚だけでなく、乳製品を使わない「ビーガン(完全菜食主義者)」だ。

 魚のだし入りのみそ汁はビーガ…

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