「人生で花咲かせて」 卒業の夜、阪南でサプライズ花火

川田惇史
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 大阪府阪南市の府立泉鳥取高校で26日夜、「シークレット花火」が打ち上げられた。この日卒業した3年生188人と在校生は昨年以降、新型コロナウイルスの感染拡大で学校行事の多くが中止になった。生徒たちへの励ましの思いを込め、65発が夜空を彩った。

 同校の峯近卓美(みねちかたくみ)校長が、例年、阪南市内で花火を打ち上げてきた市民団体「はんなんもりあげ隊 be―fi」に提案し、同窓会なども協力して実現した。「密」を避けるため事前に予告はせず、生徒代表らだけが招待された。

 峯近さんは「卒業生には夜空に咲く花火のごとく、自分の人生でも花を咲かせてほしい」と話した。

 生徒代表としてグラウンドで花火を見た生徒会長の2年、脇川世衣(せい)さん(17)は「とても大きな花火で感動した。またみんなで花火を見られる日が来てほしい」と笑顔を見せた。(川田惇史)