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 卓球のTリーグは26日、東京・アリーナ立川立飛で年間王者を決めるプレーオフファイナルの男子があり、2016年リオデジャネイロ五輪団体銀メダルの吉村真晴(愛知ダイハツ)が主将を務める琉球アスティーダ(レギュラーシーズン2位)が、3―0で3連覇を狙った木下マイスター東京(同1位)を破り、リーグ発足3季目で初優勝を飾った。東京五輪代表に内定している東京の張本智和、水谷隼(いずれも木下グループ)は、この日は出場しなかった。プレーオフファイナルの女子は27日に行われる。

新戦力19歳2人、チームに刺激

 最終スコアは3―0と圧勝に見えても、3試合ともフルゲームにもつれる接戦だった。

 ギリギリの展開で光ったのは、琉球の思い切りの良さだ。敗れた東京の邱建新監督が言う。「平均年齢が若く、最後の競った場面でもハイリスク、ハイリターンで(ラケットを)振ってくる」。強気のプレースタイルに押し切られ、敵将も脱帽するしかなかった。

 飛躍の背景には、今季新加入した19歳の宇田幸矢、戸上隼輔(ともに明大)の存在がある。伸び盛りの大学生がレギュラー争いを激化させ、五輪銀メダリストの吉村真晴(愛知ダイハツ)も「うかうかしていられない。2人が入って、(チームは)成長できたし、強くなった」と言う。

 最下位に沈んだリーグ元年から2年。若い新戦力の刺激を追い風に、ついに栄冠にたどり着いた。