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 【兵庫】神戸市は西区の市営地下鉄西神中央駅前に新しく造る市立図書館と文化・芸術ホールの複合施設について着工したと発表した。神戸市郊外では人口減少や高齢化が進んでおり、市は西神中央など郊外の駅前の魅力アップをはかる「リノベーション・神戸」に力を入れている。

 市によると、施設は来年9月ごろオープンの予定。地上3階建ての建物の東側に文化・芸術ホール、西側に新しい西図書館が入る。隣接して新しいマンションも建設される予定だ。

 新しい西図書館は蔵書約30万冊で、現在の市立西図書館の蔵書約10万冊から大幅に増える。学習室やセミナー室、読み聞かせができる「おはなしの部屋」も備え、座席数は約300席になる予定だ。

 文化・芸術ホールは客席500席。音響設備にこだわり、クラシックやジャズのコンサート、演劇などに対応できるという。図書館とホールをつなぐ建物の南側には、地域住民や企業の活動を紹介する展示スペース「交流モール」やキッズスペースを設ける予定だ。

 神戸市の人口は2011年をピークに減少している。中央区の都心部に人口や商業施設が集中し、山を切り開いて造成した郊外のニュータウンは少子高齢化が進む。市はバランスのとれた発展をはかるため、西神中央駅の他、地下鉄名谷駅(須磨区)、JR垂水駅(垂水区)など郊外の拠点となる駅の駅前再整備を進めている。(遠藤美波)

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