吉川真布
首相が毎日の「ぶら下がり」をやらなくて良いのは民主党政権の恩恵――。立憲民主党の枝野幸男代表は26日の記者会見で、首相がかつて毎日やっていた「ぶら下がり取材」と呼ばれる短時間の取材対応を民主党政権時にやめたため、それを踏襲した自民党政権も「恩恵を受けている」と述べる一幕があった。
首相へのぶら下がりは、小泉純一郎首相(当時)が原則として1日2回、首相官邸で立ち止まって記者団の質問に応じるようになって始まった。1日1回に減らされることもあったが、歴代首相も毎日のぶら下がりを踏襲してきた。
しかし、民主党政権の菅直人首相が、東日本大震災が起きた際に震災対応を理由に中断し、以後開かれていない。そのときの官房長官が枝野氏だった。
枝野氏は26日の会見で「国家…
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